まるで手榴弾!Ⅲ型アルツハイマー病(記憶の回復に伴うフラッシュバック)"...like grenades into a building"

若年性アルツハイマー病が治るかもしれない
真っ暗なトンネルの中でみつけた光
MENDプログラムあらためReCODEプロトコル
可能なことをひとつ またひとつ
実行するたびに不思議なことがいっぱいおこる
6ヶ月目です

リハビリルーム(リビングルーム)からの夕景


MENDプログラム改訂ReCODEプロトコル
Dr.BREDESENの著書を読み進めています

英語力自信がないので決して鵜呑みにしないでください
必要な方はどうぞ直接お読みになってくださいね
読み違いにお気づきになったら教えてください、おねがいします

第6章 
アルツハイマー病の3つのタイプについて
アルツハイマー病は単にアルツハイマー病なのではなくて
その特徴から
hot:炎症 cold:萎縮 vile:毒性
の3つに分けられる
ReCODEプロトコルの初めのステップはこの見分けをすること
そうすることで個人に合ったプログラムを作ることができ
リスクを最小にすることができる

第6章 その1
タイプⅠ hot:炎症について
このタイプのアルツハイマー病はReCODEプロトコルで
とてもすばやく反応が出る(改善する)

第6章 その2
多分重要!今日もシッカリ読み進めます

タイプⅡ cold:萎縮について
ApoE4を1つまたは2つ持つ人に一番多いタイプ
炎症型より10年ぐらい遅く発現する
炎症型と同様に 新しい記憶ができなくなるが書く 話すなどは保持
炎症は正常よりもむしろ低く シナプスサポートが枯渇している

所見的には
1.甲状腺 副腎ホルモンはじめ 各種ホルモンが不足気味
2.ビタミンDが阻害されていることが多い
3.インシュリン抵抗性があるか インシュリンレベルが低い
4.ホモシステイン値が高い傾向(タイプⅠでも上昇

タイプⅡは炎症型に比べてプログラムの効果が出にくい

そして75歳の方の症状と改善の例が紹介されています

タイプ1.5 sweet: 糖毒性について
炎症もあり、シナプスサポートも枯渇しているⅠとⅡが混在するケース
タイプ1.5 として個別化する

所見的には
1.炎症があり グルコースが慢性的に高い
2. インシュリンが脳のサポート物質として働かない
(インシュリン抵抗性と高グルコースのせいで分泌過多のため)
3.ここまで述べてきたのと同様「バランス欠如」のため脳が萎縮

いよいよタイプⅢです

タイプⅢ toxic:毒性
このタイプはApoE4を持つ人ではなくApoE3の人に多い
家族にはアルツハイマー発病者がいないか いたとしても80代以上
そして このタイプは40代後半からの若い世代を襲い大きなストレスを伴う
症状はもの忘れではなく数字や言語 構築性などで始まる
ビルに向かって手榴弾を投げたようですべてが危機にさらされる

患者は直近の記憶だけでなく古い記憶も失う
古い記憶とは・・・
経験や出来事の記憶だけではなく 手順や 話すということまで
このタイプは計算や読み書きができなくなり 精神的な影響が出る
うつ病や注意欠陥などである

そして52歳の方の症例・・・回復については書かれていません

このタイプは従来のプログラムでなかなか結果が出ず
現在のReCODEプロトコルへと発展させる原動力となった

主人はまぎれもなくこのタイプです
回復にともない復活してきた記憶
診断前のじりじりと進行していく期間の苦しみ
病におかされた世界を語っています


私たちは長い間一般的なアルツハイマー病とのズレに当惑していました
どこかがちがう 何かに騙されているのではないか
世間で言われているアルツハイマー病の像は鵜呑みにしてはいけない
グループを立ち上げて問題を提起してきたのには
そんな想いがあってのことです

こんなタイプがある ものすごく違う

初めにわかっていれば本人も家族も
現実とイメージの狭間であんなにすり減ることはなかったのに!
多くの人に知っていただきたいことです
もの忘れがないので 気づきにくい

意外な人にいきなり襲いかかるもっとも恐ろしいタイプです

このあと第6章は さらに詳しくⅢ型について
それからそれぞれのタイプに対するケアについて述べられていきます

私たちなりに工夫したプログラム

・デトックスなメニュー
・糖質制限+ココナツオイルの摂取
・グルテンフリー
・15時間の断食
・ゴマ油・オリーブオイルの使用
・ビタミン他 サプリメントの摂取
・ハーブの摂取
・朝の抹茶
・早寝はやおき
・C-PAPによる睡眠時無呼吸症対策(酸素の確保)
・空間殺菌(血液の浄化効果あるかも?)
・コンスタントな家事労働
・オーボエの練習(脳トレ・指トレ・有酸素運動)
・お散歩(ぷち登山)
・音楽家の名言の音読
・数独
・ジグソーパズル
・通奏低音の勉強
・新聞パンチ
・低反応レベルレーザー照射療法
・書き写し

昨日の音読
なかなか「カキクケコ」改善しませんが
思考 認識レベルは安定していて集中力ももどりました
広くダメージをうけた脳がつながりをとりもどすまで・・・


点が線になって  線が絡み合って 網になって
そのうちに面になって
こぼれ落ちていく細胞を受け止めてくれてることをめざして

なかなか戻らない「言語」と「右手」
新しくはじめた低反応レベルレーザー照射療法に期待中です



みんなで若年性アルツハイマーな生活を理解しようの会

下記リンク 興味をもっていただけましたら ぜひともご参加ください

リハビリ風景 その他音楽活動アップしていますYOROZU×YOROZU


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